2021年04月24日(土) - 2021年07月04日(日)
季節に合わせ、二十四節気それぞれを彩る美しい花々。本展覧会では、横山大観、菱田春草、速水御舟など、近代日本画の巨匠たちから新進気鋭の画家によって描かれた作品を展示いたします。
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季節をあでやかに彩る花、移りゆく季節。その美しさを留めておきたいと誰もが願い、古来多くの画家が筆をとってその姿を写しました。本展覧会では、横山大観、菱田春草、速水御舟など、近代日本画の巨匠たちから新進気鋭の画家によって描かれた、花々や四季を画題とした作品を展示いたします。
<第1章 季節を彩る花と果実>
(1F展示ギャラリー)
幻想的な夜桜を描いた加山又造の大作《おぼろ》や、横山大観による色鮮やかな《桃》、速水御舟《残雪図》の水仙など、巨匠たちが描いた華麗な花々がところせましと咲きほこります。
<第2章 日本の四季を描く>
(2F畳ギャラリー)
2F畳ギャラリーでは、各々の個性を生かし、「四季」の美しさを表現した作品をご覧いただきます。
春夏冬それぞれの趣を斬新な構図で表現した、竹内栖鳳・横山大観・川合玉堂の合作《雪月花》や、四季折々の植物を一枚の画面にバランスよく配置した今尾景年の《余物百種》など、バラエティ豊かな名品の数々をお楽しみください。
<第3章 移りゆく京の自然>
(2F畳ギャラリー)
畳ギャラリーの最終展示ケースを飾るのは、京都在住の現代日本画家・中村七海による作品。花が開いてやがて散り、草が生い茂っていく時間の流れを一枚の絵に表現しようと試みた、力作を展示いたします。
7mもの大画面に描かれた京の自然の風景を、どうぞゆっくりとご鑑賞ください。
会期日時 | 4月24日(土)〜7月4日(日) ●前期:4月24日(土)〜5月31日(月) ●後期:6月2日(水)〜7月4日(日) |
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休館日 | 火曜日 但し5/4・5/5(祝)は開館し、5/6(木)は休館 |
今尾景年/竹内栖鳳/横山大観/山本春挙/川合玉堂/菱田春草/松林桂月/伊藤小坡/西村五雲/豊島停雲/鏑木清方/西山翠嶂/菊池契月/冨田渓仙/猪飼嘯谷/榊原紫峰/土田麦僊/村上華岳/金島桂華/山口蓬春/速水御舟/小倉遊亀/山内信一/岩橋英遠/加山又造/中村七海
伊藤小坡「観菊」
横山大観「桃」
速水御舟「残雪図」
菱田春草「春庭」
速水御舟「露潤」
速水御舟「牽牛花」
横山大観「春夏秋冬」秋
山内信一「十二ヶ月花鳥図屏風」(部分)
山内信一「十二ヶ月花鳥図屏風」(部分)
土田麦僊「鶏頭花」
今尾景年「余物百種」
菊池契月「紅葉美人」
中村七海「桜守」